ハスラーは車中泊に意外とおすすめ!快適に過ごす改造方法やおすすめグッズを紹介!

発売開始直後から大ヒットを飛ばしたスズキの軽クロスオーバーSUVのハスラー、かわいいデザインから男性ドライバーだけでなく女性ドライバーからも支持を受けてきます。

遊び車として最適なクロスオーバーSUVということでこの車で車中泊をしながら遊びに行くこともあるかと思います。

さて、ハスラーは車中泊に向いているのでしょうか?…検証していきたいと思います。

ハスラーの特徴や主な仕様

車中泊について語る前に、まずはハスラーという自動車自体ことを詳しく知る必要があります。

ハスラーはクロスオーバーSUV

ここ最近、日本の自動車界では空前のSUVブームが巻き起こっていて、各自動車メーカーからもSUVをうたった車がたくさん発売されています。

しかし、それらのほとんどはSUVではなく、クロスオーバーSUVであることをご存知でしょうか。

このハスラーもよく「軽SUV」として扱われることが多いのですが、実はSUVではなくクロスオーバーSUVに属する車です。

SUVとクロスオーバーSUVの決定的な違いはフレーム構造です。

そもそもSUVというのはアメリカにおいていろいろな理由からピックアップトラックを遊びに使い始めたことが元祖で、そのピックアップトラックがラダーフレームを持っていたことからSUVにもラダーフレームが必要となっています。

しかし、モノコックボディを使った車作りが主流となった現在の自動車メーカーにはSUVを作るためのラダーフレームがほとんどなく、かといって新たに作るのはお金がかかりすぎるということで、安易に既存の車のモノコックフレームを利用して、SUVではなくSUV風の車を作ったのです。

そのSUV風の車のことを「既存モデルとSUVをクロスオーバーさせて作ったSUV風モデル」ということでクロスオーバーSUVと呼ぶようになったのです。

なので、このハスラーもそうですし、現在あちこちの自動車メーカーから「SUV」として発売されているモデルの9割以上もSUVではなくクロスオーバーSUVといえます。

どうしてこういったことを言うのかといいますと車中泊をしようと思っているぐらいですから、アウトドアスポーツやキャンプなどに出掛ける時にこのハスラーを使うことが多いのではないかと思います。

しかし、世の中が言っているようにハスラーをSUVとして理解してしまい、「比較的フラットだから大丈夫だろう」といった感じで未舗装路や山道などに入ってしまう可能性が危惧されるからです。

クロスカントリー4WDモデルや本当のSUVであれば楽々走れる道路もほぼ普通の乗用車と同じつくりとなるクロスオーバーSUVではスタックするのも必然で、JAFのお世話になってしまいかねないからです。

車中泊うんぬんよりもぜひともまず先にこの部分はしっかりとおさえてから車中泊に臨んでいただきたいと思います。

ちなみに国産モデルで販売戦略を考えずに純粋に車の構造だけを見てSUVといえるのは、トヨタのランドクルーザー・プラドとLX、三菱のデリカD:5だけとなります。

こういった流れで作られているクロスオーバーSUVのハスラー、ではハスラーは何とクロスオーバーされたのでしょうか?

実はハスラーという車は同社が発売する軽トールワゴンであるワゴンRのプラットフォームを流用してボディ形状を変更した形で作られています。いうなれば「ワゴンRのクロスオーバーSUV版」です。

ボディ形状と内装、車高を高めるためのサスペンションセット以外は2012年から2017年まで発売されていたMH34S系ワゴンRと全く同じです。

ハスラーの構造

ここではただ単にハスラーの車体の構造を理解していただくだけでなく、ベースモデルのMH34S系ワゴンRと比較もしてみたいと思います。

プラットフォーム

プラットフォームは、当時のスズキの軽自動車において主力プラットフォームとされていたものが採用されています。

ワゴンRと全く同じもので、ホイールベースすら違いはありません。

エンジン

エンジンはスズキの軽自動車の主力エンジンとなるR06A型が搭載されています。

R06A型はK6A型エンジンの後継エンジンとして開発されたもので、特に低燃費性能を重視て開発されました。

軽自動車では定番となる直列3気筒DOHCエンジンで低燃費性能を高めるために可変バルブタイミング機構が採用されています。

つい最近まで3代目ジムニーがK6A型エンジンを搭載したモデルとして販売されていたので、スズキの軽自動車にはR06A型とK6A型の2つのエンジンが採用されていた形となっていたのですが、モデルチェンジによって4代目モデルとなったジムニーがR06A型を搭載するようになったことから、現在ではR06A型のみが使われている形となっています。

このエンジンはNAエンジンとターボエンジンの2種類が用意されていますが、ハスラーにおいてもグレードによって使い分けがされています。エンジンに関してはすべてにおいてワゴンRと共通です。

ハイブリッドシステム

スズキの自動車につけられているハイブリッドシステムには、「S-エネチャージ」とその進化版である「マイルドハイブリッド」がありますが、ベースモデルとなるワゴンRが一世代前のモデルでその当時はS-エネチャージしかなかったことからこのハスラーにおいてもマイルドハイブリッドではなくS-エネチャージが採用されています。

トランスミッション

トランスミッションもベースモデルのワゴンRと全く同じ、CVTと5速マニュアルトランスミッションの2つが採用されています。

同じなのは構造や形式だけでなく、CVTは変速幅からファイナルギヤのギヤ比まで全く同じ、マニュアルトランスミッションも全く同じ変速比となっています。

ドライブトレーンのレイアウト

FFモデルのワゴンRと全く同じプラットフォームを使って作られている車ですので、ドライブトレーンの攻勢も全く同じのエンジン横置きレイアウトが採用されています。

サスペンション

サスペンションもワゴンRと全く同じで、フロントにマクファーソンストラット、リヤにアイソレーテッド・トレーリング・リンクが採用されています。

アイソレーテッド・トレーリング・リンクとはスズキオリジナルのサスペンション構造ですが、蓋を開けてみれば単なる3リンク式のコイルリジットサスペンション以外の何物でもありません。

クロスオーバーSUVらしさを醸し出すために同じサスペンション構造でも有効長を伸ばしたコイルスプリングを採用して車高を高める策が取られています。

駆動方式

基本となる駆動方式はFFとなりますが4WDも用意されています。

しかし、ベースがオンロード向け大衆モデルのワゴンRであるため、4WDといってもスタンバイ式4WDシステム、いわゆる生活4WDが採用されているため、4WDモデルだからといってオフロード走行性能や雪道走行性能が極端に高まるということではありません。

仮にもクロスオーバーSUVですので、もう少し性能が良い4WDシステムを搭載すればもっともっとクロスオーバーSUVらしさを出すことができたのですが、軽自動車はもともと生産コストがかなり厳しい車ですのでどうしてもそのまま流用するしか方法がなかったのでしょう。

ハスラーは車中泊しやすい?知っておきたい注意点

クロスオーバーSUVはいわゆるアウトドアスポーツ・アウトドアレジャー用の遊び車ですので、車中泊を伴う遊びにも使いたいものですが、いかんせんボディサイズに厳しい制限がある軽自動車のハスラーではどこまで快適に車中泊を過ごすことができるのでしょうか。

シートアレンジは3つ

快適な車中泊をするにはやはりフラットでデコボコのないフロア面の確保が重要です。

その点、ハスラーには複数のシートアレンジが用意されていてそれらをうまく工夫することで完璧ではありませんがそこそこいい状態を作ることができます。

ハスラーには車中泊に適したシートアレンジが以下のように3つほど用意されています。

一人用のシートアレンジ

車中泊を1人でするというのもちょっと寂しい気もしますが、出先で急に眠くなったとか気ままな一人旅を決め込みたい時などこの方法を取るといいでしょう。

シートアレンジとしてはスズキがいうところの「長い荷物モード」でまずは助手席の座面を持ち上げ、更に助手席のシートバックを前に倒します。

座面を持ち上げているのでシートバックを前に倒しても中途半端に斜めになることはなく、シートバック裏がほぼ水平状態になります。

次に助手席側のリヤシートのスライドを一番前にしてシートバックを前倒します…と同時にリヤシート全体をフットスペースにダイブインさせます。

これで助手席側に「助手席シートバック裏」~「リヤシートのシートバック裏」~「ラゲッジスペースフロア面」といった形である程度フラットなフロアを作ることができます。

運転席にも助手席のように座面を持ち上げてシートバックがフラットになるまでの前倒し機能がついていれば2人ねることができたのですが、残念ながらそれがないので一人用のアレンジとなってしまいました。

この状態ですと長さ約190センチ、幅約55センチのベッドスペースを確保することができます。

ただ、助手席のシートバック裏とリヤシートのシートバック裏の間に長さ30センチぐらいの隙間が生まれてしまいます。

このパターンを利用する場合はこの隙間をどうするかがキーポイントとなりそうです。

二人用のシートアレンジ(仮眠モード)

このシートアレンジはスズキがいうところの「フルフラットモード」というパターンで、まずはリヤシートのスライドを一番後ろまで下げます。

次にフロントシート運転席・助手席のヘッドレストを引っこ抜き、更にそのシートバックを水平になるまで後ろに倒します。

後は好きな角度にリヤシートシートバックの角度を変えれば完成です。

このパターンですと運転席側も同じ形になるので二人が横になることができるのですが、軽自動車規格で作られた小さなボディであるためリヤシートのシートバックを平らになるまで倒すことができず、どう頑張っても45度程度ぐらいまでしか倒すことができません。

なので、ベッドで寝るというよりはカウチソファーにもたれかかりながら寝るとかソファーに座ってウトウトとしていたらいつの間にか寝てしまった時と同じような状態で寝ることになります。

仮眠程度ならいいですが一晩ぐっすり眠るには向きません。

二人用のシートアレンジ(熟睡モード)

このパターンはフロントシートからリヤシート、そしてリヤラゲッジスペースといったキャビン内のすべての部分をベッドスペースとする広いフロア面を確保することができる完全熟睡モードです。

ただしこのモードを利用するには運転席にシートリフターがついていないといけません。

最初にリヤシートのスライドを比較的後ろよりに移動させて、更にリヤシートのヘッドレストを取り外したのちにそのシートバックを水平になるまで前に倒します。

次にフロントシート運転席・助手席のヘッドレストも取り外して、運転席のシートリフターを一番上まで持ち上げます。

運転席・助手席のシートバックをリヤシートの座面にあたるまで水平になるまで後ろに倒します。

これで「フロントシート座面」~「フロントシートのシートバック」~「リヤシートのシートバック裏」~「リヤラゲッジスペース面」といった形でハスラーの室内面積のほとんどを使ったベッドスペースを作ることができます。

サイズ的には長さ約190センチ、幅約110センチとなり大人二人が足を延ばしてゆっくり寝ることができますが、ただ一か所だけ工夫をしないといけない部分があります。

その場所は「フロントシート座面」~「フロントシートのシートバック」の間の段差です。

「フロントシートのシートバック」~「リヤシートのシートバック裏」~「リヤラゲッジスペース面」といった部分はこれといって大きな段差やデコボコ面がないのですが、フロントシートの座面と倒したシートバックの間には30センチ程度の段差が生まれてしまいます。

そもそも座るために作られているシートですのでシートバックを倒して寝ることなど考えて作られていないので仕方がないことなのですが、この段差を何とかしないと快適に眠ることなどできません。

この部分だけ何とかすればこれほど快適な車中泊環境はないでしょう。

どのパターンでも工夫が必要だが…

シートアレンジから見るとどうやらハスラーで車中泊をするのはそれほど難しくないようです。

ただし、そのパターンでも大なり小なり手を入れ工夫をすることが必要で、それによって快適が大きく異なることになります。

ハスラーの車中泊を快適に過ごすための改造方法

ハスラーは思いのほかシートアレンジが豊富で、特に何もしないでもクッションやマットだけでそこそこ快適な車中泊環境を作ることができます。

しかし、頻繁に車中泊をすることがある、あるいはそれこそRV(キャンピングカー)のようにより快適な車中泊環境を求めるには、大規模な改造が必要となります。

ただ大規模な改造といっても日常使いのこともありますし、保安基準や車検のことも考慮しなければならない、そして何よりも軽自動車ごときに多額の費用をかけるわけにはいきません。

特に日常使いの使い勝手と保安基準に関しては気を使います。

例えばハスラーを完全な車中泊用の車として扱うのであれば、リヤシートを畳みっぱなしの状態で固定するという方向性で考えることができますが、普段はこれで買い物に行くことがあるとか、子供の送り迎えに使うことがあるともなるといわゆる2シーター状態ではなかなか不便です。

更により良い環境を作るためにリヤシートを取り外してしまったり、フロントウィンドウ周りにカーテンなどをいい還元に取り付けてしまったりすると保安基準に反することとなり、整備不良で検挙になったり、車検をクリアすることができなくなります。

なので、ハスラーで車中泊用の車を作るのであれば、多様性を考えてもらいたいと思います

多様性を考えたベッドスペース作り

快適な車中泊環境を得るにはやはりフラットでデコボコもない広いスペースが必要になります。

それを手っ取り早く作るにはホームセンターで販売されているイレクターパイプと呼ばれる樹脂コーティングされた鉄パイプとそれ専用のジョイントを使って作るといいでしょう。

イレクターパイプは専用のカッターを使えば簡単に切ることができますし、用意されているパイプもいろいろな長さになっています。

専用ジョイントもいろいろなタイプのものが売られているので、車体の寸法に合わせた設計をきちんと行った上で、それらを専用ボンドを使って組み合わせれば簡単に櫓状の土台を作ることができます。

そしてその土台の上に10mm以上のべニア板やコンパネなどを貼り付ければ立派なベッドスペースが作れます。

ただここで注意していただきたいのが、フロントシートとの位置関係と前述いたしましたリヤシートを使う時のことです。

広いスペースを確保するには、リヤシートを倒した状態でその上に櫓の天板がかぶさるようなつくりになるわけですが、その際にその部分が他の部分と一体型なるように作ってしまうとリヤシートを使う時にわざわざすべての土台とその天板を車から降ろさなければなりません。

それはかなり面倒なことになりますので、少し工夫をしてリヤシートを覆う部分だけを取り外し式にするとか容易に分解できるようにするとよいでしょう。

そうすればいちいちすべてのものを分解したり、車から降ろしたりしなくてもよくなります。

それからもう1つ、フラットな面を作るためには事実上、フロントシートのシートバックを後ろや前に倒したままの状態で使うことになるわけですがその際にフロントシートのシートバックを倒した時の高さと作った土台の高さをうまく合わせないとせっかく作った土台も台無しになってしまいます。

それとあともうひとつ、すべてものは取り外しが簡単にできるようにしておく必要があります。

仮に完全な車中泊用の車だとして、作った土台がグラグラするからといってボディに固定してしまうとそれだけで整備不良となります。

取り外しができるようになっていれば、その土台はあくまでも「荷物」扱いで何ら問題ないのですが、ネジなどでボディに固定してしまうと「車を改造した」という形になってしまい、構造変更などの手続きを取らなければならないのです。

この3つは設計段階できちんとクリアしておきましょう。

カーテンをつける

せっかく汗水たらして快適なベッドスペースを作ったのに、いざ寝ようとしたらまぶして寝られない、周りが気になって寝られないというのではガッカリです。

そうならないためにもすべてのウィンドウにカーテンやサンシェードをつけましょう。

カーテンは保安基準の影響を全く受けないリヤサイドウィンドウとリヤウィンドウだけにして、何かと取り締まりの対象となるフロントウィンドウとフロントサイドウィンドウは取り外し式のサンシェードがいいでしょう。

カーテンやサンシェードはスズキからハスラーのオプション品として発売されているのでそれを購入してつけてもいいですが、純正パーツだけあってかなり値段が高いので、社外品として販売されているハスラー専用のカーテンキットを購入して取り付けた方がいいと思います。

サンシェードに関しても同じですが、社外品の中には採寸が悪く隙間だらけになる粗悪品が売られているので商品選びだけはきっちり行いましょう。

ハスラーの車中泊におすすめのグッズ

必需品のマット

車中泊をするなら何はなくても下に敷くマットは必要です。シートアレンジをして寝る場合も然り、ベッドを作って寝る場合も然りです。

ベッドを自作してその上に寝るのであれば、多少厚みが薄くても快適に寝ることができますが、シートアレンジをして寝る場合は、デコボコを解消するためにあちこちにスポンジやウレタンブロック、クッションなどを入れたとしてもそれでも気になるほどのデコボコが残ってしまいますので、それを覆い隠すためかなり厚みのあるマットが必要になるでしょう。最低でも10センチ以上は欲しいところです。

アンコにするクッション

ハスラーのシートアレンジを活用して寝る場合、眠りの質を左右するのが隙間や段差をどう埋めるかです。

運転席・助手席の座面やシートバックのデコボコと段差、フロントシートとリヤシートの隙間などあちこちに快適性を失う要素がたくさんあります。

それを埋めるのがクッションやスポンジブロック、ウレタンブロックです。

これらのものは指定された部分に使うハスラー専用品として販売されているものもありますが、ホームセンターなどで建材やDIYに使うための材料として売られているものを買ってきて、切った貼ったをして作ってもいいでしょう。

実のところ既製品を使うより、寸法を測ってDIYで作ったものの方が使った方が快適に眠れるという意見が多いので、ここでは自分で作ることをおすすめしておきます。

荷物置き場の確保

シートを起こして走っている時はいいですが、シートを倒してベッドスペースを作った時に困るのが荷物の置き場所です。

大きな荷物であれば運転席・助手席のフットスペースに置くことができますが、もっと身近に置いておきたい荷物がある、あるいは前においても起ききれないということもあるでしょう。

そのような時に便利なのがマルチルーフバーに取り付けるルーフパッキングネットやユーティリティフックを利用して取り付けるラゲッジネットです。

マルチルーフバーはリヤドアの上にあるユーティリティーナットを利用して取り付けるバーで左右につけることで様々なアタッチメントをつけることができるといったものです。

そのアタッチメントのひとつとして両サイドのバーに橋渡しをする形で取り付けたセンターバーに頑丈なルーフパッキングネットを張ることでそこそこ重たいものでも載せることができます。

そこまで重たいものはないという場合ならば4か所のユーティリティーナットにユーティリティフックをつけてそのフックにラゲッジネットをひっかけてそこに手荷物などを入れるとよいでしょう。

どちらもスズキのオプション品ですので品質は高いのですが、少々お値段が張ります。

ただ同じようなものが社外パーツとしてカー用品メーカーから販売されていますのでそれを利用してもいいと思います。

ハスラーで車中泊を経験した人の感想、口コミ

 

ラゲッジスペースに12Vと100Vの電源が取れるようになっていますが、電源を使うと意外と早くバッテリーが上がってしまう、ハイブリッドカーなのに…。

 

ハスラーは確かにハイブリッドカーですが、搭載されているハイブリッドシステムは簡易型のS-エネチャージです。

 

このハイブリッドシステムは登録車に採用されている本格的なハイブリッドシステムと違って加速する時だけモーターアシストが入るだけの本当に簡易的なものなのです。

 

ハイブリッドシステム用のバッテリーも助手席下に収まるような小さいものですし、12Vのバッテリーもエコカー規格のK42R型と容量の小さなものが使われています。

 

なので、本格的なハイブリッドシステムを搭載したハイブリッドカーやEVのようにエンジンを止めている時に大量の電気を消費する電装品をつないで使ってしまうとすぐにバッテリー上がりを起こしてしまうのです。

 

車中泊をしている時に電装品を使う時はポータブル電源などを用意した方がいいでしょう。

 

 

 

車中泊をするための道具や遊び道具を載せたら走りが悪くなった、やっぱりターボエンジンにすればよかった。

 

確かにどこかに遊びに行くとなると荷物は増えますし、車中泊となるとマットや布団、サンシェード、クーラーボックスなどそこそこ重量のある荷物をたくさん積むことになります。

 

ハスラーのNAエンジンモデルは52psというパワースペックとなりますが、これだけたくさんの荷物に二人の大人が乗ったとしてだいたい1トンぐらいの重量になるわけですから、パワーウェイトレシオ的にも19.2kg/psとかなり悪い数字なります。

 

この数字ですとかなり鈍重な走りしかできませんので、やはり64psを発生させることができるターボエンジンモデルを選んだ方が良かったのではないでしょうか。

 

まあ、それでも15.6kg/psとあまりいい数字ではありませんがNAエンジンモデルよりはるかにいい走りをすることができると思います。

 

まとめ

軽クロスオーバーSUVとして作られているハスラー、車の性格的に車中泊には向いていないのではと思っている方も多いかと思います。

しかし、クロスオーバーSUVといってもいわゆる「なんちゃってクロスオーバーSUV」ですし、ベースモデルのワゴンRとあまりちがいがない車ですので、ワゴンRでそこそこ車中泊ができることがわかっている以上、このハスラーでもそれなりの快適さを求めることができるのです。